外務大臣渡辺美智雄君。
外務大臣渡辺美智雄君。
その上、見逃すことができないのは、外務大臣渡辺美智雄君と防衛庁長官宮下創平君ら関係閣僚の責任を問うべき決議の上程に際し、自公民三党はこれを不当にも拒否したことであります。強い国民世論に反して、憲法をじゅうりんし参議院決議にも反する自衛隊海外派兵法を積極的に推進した関係閣僚の行為は断じて許すことはできません。
去る五日、村沢牧君外一名から外務大臣渡辺美智雄君問責決議案が、谷畑孝君外一名から防衛庁長官宮下創平君問責決議案が、櫻井規順君外一名から運輸大臣奥田敬和君問責決議案が、上野雄文君外一名から自治大臣塩川正十郎君問責決議案が、諌山博君外一名から議院運営委員長井上孝君解任決議案が、吉川春子君外一名から国際平和協力等に関する特別委員長下条進一郎君問責決議案が、上田耕一郎君外一名から内閣総理大臣宮澤喜一君問責決議案
次に、村沢牧君外一名発議の外務大臣渡辺美智雄君問責決議案、谷畑孝君外一名発議の防衛庁長官宮下創平君問責決議案、櫻井規順君外一名発議の運輸大臣奥田敬和君問責決議案、上野雄文君外一名発議の自治大臣塩川正十郎君問責決議案、諌山博君外一名発議の議院運営委員長井上孝君解任決議案、吉川春子君外一名発議の国際平和協力等に関する特別委員長下条進一郎君問責決議案、上田耕一郎君外一名発議の内閣総理大臣宮澤喜一君問責決議案
という中身でございまして、総理大臣宮澤喜一殿、外務大臣渡辺美智雄殿、こういうふうになっております。 これについて外務省としてどのように受けとめられてどう対応されたのか、それを最初に伺っておきたいのです。
私は、ここで個人渡辺美智雄とそれから副総理・外務大臣渡辺美智雄という使い分けはできないお立場に今おられると思いますので、もう一度ただしておきたい。いかがでございますか、あなたは野坂委員の質問に対して、「一トンも入れないで頑張るといったって無理じゃないかという話をした」んだ、こう言っておられますし、それから、「ここらまでであればできるという案も出さないというわけにはいかぬじゃないか。」